【7冊目】これぞ究極のホラー⁉~「天使の囀り」の感想~
こんにちは、えばです(^^♪
1か月読書チャレンジをしています。
今回はホラー小説、「天使の囀り」です。
タイトルからしてなんだか不気味ですね(;^ω^)
本の紹介
価格:880円 |
著者:貴志祐介
出版:角川文庫
あらすじ
北島早苗は終末期医療のホスピスで精神科医を務める。その恋人であり作家の高梨は死恐怖症(タナトフォビア)であったが、アマゾン調査の帰国後から人が変わったように恐れていた死に興味を持つようになってしまった。さらには食欲や性癖にまで変容をきたし、ついには自らの手で命を絶ってしまう。
帰国後に感じた高梨の人格の変容や死への執着、しきりに口にしていた「天使の囀りが聞こえる」という言葉を不審に思った早苗はアマゾン滞在期間に何があったのかを調べる。すると調査隊のほかのメンバーも次々と異常な方法で自殺をしていることが判明。
アマゾンで一体何が起こったのか、「天使の囀り」とは何なのか。
真相へ近づくにつれ未だかつてない恐怖が襲い来るホラーサスペンス小説。
感想
実はえば(筆者)はホラー小説を読むのが苦手です。
別に自分がビビりとかそういう話ではなくて(;^ω^)
ホラー小説ってその特性上読んでてドキドキするし、臨場感をだすために色んな状況描写が増えるから想像力を掻き立てて搔き立てて脳をフル回転させて…
読み終わったときにはぐったり疲れてる、ってことが多いんですよね(+_+)
今回の作品もまさにそれで、しかも面白いからページをめくる手が止まらず一気読み。
久しぶりに小説でゾクゾクしました。
天使の声が聞こえてきて考えられないような方法っで自殺する、なんてオカルトめいた話がどんどん真実味を帯びてきて衝撃の結末に思わず「うわあ…」と声が漏れていました。
貴志祐介作品はフィクションにリアルな説得力を持たせてくるから、「これって実話?」「本当に起こりそう」って思っちゃいます( *´艸`)
ホラー小説でゾクゾクしたい人はぜひ読んでみてください。
(※わりと精神的グロテスクな要素があるので苦手な人は注意してください)
それでは8冊目でまたお会いしましょう、えばでした(^^♪